社会福祉法人親隣館は、最初から認可保育所の運営をしていたわけではなく、渡邉理事長のお父様・お母様が足立区本木地域に住み込んで、地域の困った人たちを助けたり、地域の子どもたちの世話をするボランティア活動(セツルメント活動)を始めたことが親隣館の起源です。このセツルメント活動から派生して、この地域に保育所を作ることとなりました。
足立区本木、関原、梅田地域に認可保育所を建てることによって、この地域の子育て家庭が安心して働きに行けるためのお手伝いをさせていただくのと同時に、忙しいお父さん・お母さんに代わって、子どもにたっぷりの愛情を注ぎ、心身ともに健やかに成長してもらえるためのお手伝いができればという思いで、親隣館を設立しました。
元々の起源が地域活動なので、利用者だけにとどまらず、地域の社会資源の一つとして、地域の皆様に貢献できる活動を積極的に行っております。
具体的にどんなことをやっているかを、下記にまとめました。
■親隣館の地域活動
①卒園児対象のイベント、子ども食堂の開催
卒園しても子どもたちと繋がっていけるよう、小学生対象のいちご狩り、ハロウィーン、クリスマス会を開催しております。
そして、足立区社会福祉法人連絡会のご協力もと、月1回子ども食堂を開催しております。(現在はコロナの影響で休止しております。)
以前は学童保育も運営しておりました。今は財政上の問題で学童保育はできておりませんが、卒園しても子どもたちの成長を見守っていきたいと思っており、ゆくゆくは学童保育を復活させたいと思っております。
②思いやり冷蔵庫の設置
様々な事情で、生活費に困り、その日の食費の捻出もままならない方のために、「思いやり冷蔵庫」と称して、冷蔵庫内にある食料を無償で提供しております。食料は、保護者の皆様や地域の皆様の善意によってご寄付いただいており、そのご寄付いただいた食料を、困っている方のために提供しております。お困りの方は是非、ご遠慮なく親隣館へお越しください。
昨年度(2020(R3)年度)と今年度(2021(R3)年度)は、コロナの影響で小学生対象のイベント、子ども食堂は休止しておりますが、昨年12月はコロナが落ち着いてきたので、12月25日㈯に、2年ぶりの小学生対象クリスマス会を開催いたしました。
ただ、落ち着いてきたとはいってもまだまだ油断はできないので、会食は中止、礼拝、ゲーム、プレゼント交換のみとなりましたが、でも久しぶりに卒園児が親隣館に集まって、保育室に小学生の元気な声が響きました。
小学生ともなると、遊び方も言動もパワフルなので疲れましたが(苦笑)、でも久しぶりに、大きくなった小学生とたくさん遊んで、私も元気をもらいました!
今年度は4月のいちご狩りと12月のクリスマス会しかできませんでしたが、来年度以降、少しずつ、今まで通りの活動が復活できればと思っております。
コロナの影響で小学1,2年生限定でしたが、1,2年生だけでも十分パワフルで、こりゃ全学年揃ったらえらいこっちゃと思いました。(汗)